なぜ、「BG5」は HD(ヒューマンデザイン)有資格者でも基礎コース必須なのか

こちらでは、『なぜ、「BG5」は HD(ヒューマンデザイン)有資格者でも基礎コース必須なのか』について、ご案内させていただきます。

以下が主な理由となっております。

実は、BG5BIの歴史の中で、最初は「HDの基礎を学んだ方は、BG5基礎が免除」されていました。ですが、私は、自分自身がBG5の基礎コースと、日本で学んだ情報との大きな違いを感じていたので、どなたでも、基礎コースを必須にしていました。

さらに、BG5の基礎コースは、当時のディレクターだったカレンさんが講座を教えるたびにスライド内容を改善されていて、情報を足したり引いたり試行錯誤されながら、現在の内容になった経緯があります。(その過程をほぼ全て、見てきました。)
日本語クラスでは、5期以降の方のスライドが、現在の内容となっています。(毎回、マイナーな変更はあります)

また、英語圏の方でも、ヒューマンデザイン歴の長い方が基礎コース免除で認定コースに入られた際、用語とアプローチの違いに戸惑われている方が多くいらっしゃり、大変な思いをされていました。また、これは私がクラスアシスタントとして入った複数のコースを観察していて思ったことですが、基礎コースから進んできた方が当たり前に使っているBG5用語や概念を認識されていないがために、認定コースの講座を進めていく際にも弊害があることを感じました。現在では、BG5BI全体のルールとして、どなたでも「基礎コース必須」になっています。(そのかわり、受講料のディスカウントが用意されています。)

ヒューマンデザイン歴の長い方は、「私はもう知っている」「わかっている」というマインドの刷り込みとプライドがあります。それは当然のことですね。

ですが、BG5の資格認定コースで課題をやる段階になって、基礎からきちんと「新しい耳」で学んできた方と、「もう知っている」と聞く耳を持たずに進んできた方との差ができる感じがします。

クライアントに効果的なセッションをするには、さまざまな生徒たちと一緒に、複数のティーチャーから学び、複数の視点を取り入れることが大切です。

私が海外コースを何度も再受講しているのは、それが目的です。ヒューマンデザインは「知識」だけではダメなのです。「差別化の科学」と言われるように、人の数だけ、「視点」があります。プロとして他人に伝えるのであれば、いろんな人たちから、包括的に学ぶ必要があると感じているからです。

講座を離れて、生徒同士のシェアも有益ですが、知識の浅いもの同士だけで学んでいくと、道をそれていきます。(「私、そこ定義されてるから、分かるよ!」というのは、何億分の1というバリエーションの「その人の個性的な定義付けの要素」を語っている、という視点を忘れてはいけません。)

日本では、ヒューマンデザインジャパンの代表が、かなり長い歴史を持っていますが、ご本人もおっしゃっていると思いますが、そこからの教えが全てではありませんからね! (私の視点ですが、彼は、ラーの原型情報にこだわっていらっしゃるようなので、古い情報で止まっている感じがしています。ラー自身がのちに言い換えたところも把握されていないんじゃないかと感じることがチラホラあります。)

もちろん、私自身も、あらゆるバリエーションの一部にすぎません。ですから、BG5の各種講座では、さまざまなタイプの先輩方を「クラスアシスタント」としてお迎えして、それぞれの視点から共有していただき、受講者のみなさまの学びのサポートと力付けをしていただくようになっています。

2025年の開講予定はこちらです。ヒューマンデザイン歴の長い方も、ぜひ、BG5の視点を学んでいただき、日本のヒューマンデザイン界の底上げをしていただきたいと願っております。

2025年 BG5各種講座(日本語クラス)開催予定

【2024年12月14日更新】 BG5キャリアデザインシステム(Human Design for Business:ビジネス版ヒューマンデザイン)の各種講座は、すべて、「オンライン開催」となります…

BG5の講座カリキュラムは以下の通りです。