文明の衰退
今回の話は、かなり、センシティブな内容です。
感情が大きく揺さぶられたり、悲観的になりやすい方は、読まないことをお薦めします。
メンタルに自信がある方や、負の側面を希望に変える勇気を持てる方だけ、読んでくださいね。
ヒューマンデザインのRave Cosmology(レイヴコスモロジー)の情報では、産業革命の頃から始まった、約400年は「計画とマヤ*の時代」で、地球の歴史の中で、この400年サイクルの時は、文明が栄える時代です。
それがまもなく閉じるのですが、長期サイクルというのは、急に時代が変わるのではなく、その時代に生まれた最後の人間がなくなってから、次の新しい時代が本格的に現れてきます。
ですから、今生きている私たちは、新しい時代を見ることは絶対にできません。
ですが、文明の衰退の始まりを見ることになるでしょう。
それは決して、悲しいことではありません。
これまでの文明の発達というのは、物質主義であり、個人の権利よりも全体の利益が尊重され、あらゆることが私たち個人の犠牲の上で成り立っていましたので、より人間らしくなる、とも言えるかと思います。
高度な文明の発達で、私たちは、とても便利な生活を手に入れました。
テクノロジーの発達。交通網の発達。インフラの発達。
それらは全て、それを支えてくれる人たちがいたから、成り立っていました。
自然災害が起こり、停電したら、当たり前のように、復旧作業に当たってくださる方がいらっしゃいます。
ネットが繋がらなくなったら、カスタマーサポートの方たちが対応してくださり、原因を究明する人たちがいて、解決してくださいます。
それは、組織の中で働く方たちが、当然のように、組織のために、自分の仕事として、対応してくださるからです。
ですが・・・今の若い世代たちは、その恩恵を当たり前のように受ける一方、自分から働くことはしない人たちが増えてきました。決して批判しているのではなく、人間の進化の過程で、そもそも、すべて受け身でいるように設計されている人間が増えているのです。
私はこれまで「文明の衰退」がどのように起こるのかを、観察してきました。コ○ナがもたらしたものも、その一つです。こちらは、2020年4月に録音したものです。
昨年あたりから、大学卒の新入社員の在り方が、本当に変わってきたそうです。
すぐにやめる社員と、腫れ物に触るように扱う人事担当者。そのおかげで、上司たちに様々な業務のしわ寄せが来ています。
そういう社員たちが増えて行くことで、会社の業務継承が難しくなっていきます。そして、これまで裏方を担ってきた方たちの仕事を引き継ぐ人員の確保も難しくなっていくでしょう。
あらゆるものが電子化されて、紙ベースのものがどんどん消去されています。
もし、全てが電子データに書き換わった後に、電子データを動かす仕組みに影響を与える何かが地球に起こり、電子データを読むことができなくなったとしたら・・・
技術開発の根幹を担い、知識を築き上げていた方たちの知識が、継承されなくなれば、どうなるのか?
今生きている私たちは、そういった「文明の衰退」の終わりの始まりを、見ることになるでしょう。
そうなったとき、私たちは、自分の中にある指針「意思決定のメカニズム」にしっかりと繋がっていることで、安心して人生を送ることができます。だから、ヒューマンデザインもBG5も、各自の意思決定のプロセスを通して生きることを最も大切にしていて、その実験(練習)を始めるよう、みなさんをガイドしています。
ご自身の正しい意思決定の方法を知りたい方は、ぜひお試しくださいね。